君が憎い…そうでもないか:Ed Sheeran2012-01-20 Fri 14:30
休み。代わりに明日は仕事。今日は寒い。一日部屋に引き篭もりで、いつものように
グダグダする。昨日、本屋によって小説を買ってきたので読むつもり。自分が読んでいる ブログの青年が年間ベストとしてオススメしていて、興味が湧いたので。 昨日は自己嫌悪の一日、自分の嫉妬心について。職場では世代交代というか、若い社員が 活躍するようになった。大きい仕事も彼らに任せられるようになった。それは自分も通って 来た道。なのに、ちょっと寂しく…というと違うが、それに近い感情になった。 勢いよく 伸びる若竹に嫉妬したのだ。自分も先輩を差し置いて仕事に抜擢される事があった。 しかし、自分が先輩の立場になるとちょっと複雑だった。嫉妬しているのに気付いて、 恥かしくて情けなくなった。というか、自分にもそんな感情があったのか…と。 いやあったんだが見て見ぬ振りして、感情を変な理由を付けて正当化していたのだと思う。 そこまで他人や物、仕事に執着する事も無かったし。なのに、カワイイ後輩に仕事が回され、 そして自惚れたような発言を聞き、自分が評価されていないような気持ちになり嫉妬した。 あー情けない…ホントどうしようもないなー。職場のトイレに行って、自分の気持ちを逡巡し 嫉妬心はトイレに流して、タバコを吸って落ち着かせる。冷静になろうと。 自分の自尊心の高さや根拠の無い自信を自分の前に突き付けられたわ…。その恥かしさ、 情けなさ。自分の愚かさに涙が出るわ…。 後輩は本当に性格も良くて、優しく一生懸命。真面目に仕事をしている。だから応援して 何かあれば手助けもしたい。みっともない嫉妬は止めようと思った。嫉妬したって何か変わる わけでもないし、起きた状況について上司の思惑や後輩の心情は、自分には分からない。 自分の価値観や考え方で起こった事を捕らえ、主観的になって嫉妬しているだけで、真意は 分からないし、そんなもんは無いかもしれない。自分で物語を作り、勝手に悲観している だけの事。なので、自分の一時的な感情に左右されず起きた出来事を受入れようと思う。 あーこうやって日々、自分の未熟さを味わうんだろうなー。ホント、しんどいわ。 ただ1つ、自分の日記だから正直に書く。彼女は自身が仕事が出来ると、周りから評価され 能力をかわれていると思っている。そう発言した。それは正しいけど、ただそれだけじゃない。 入社して5年の彼女は、そういう役回りだという事。自分も同じ道を歩いた。若手に仕事を 任せて経験させる、それは誰でも通る道であって、特別な事ではない。そして、彼女の 仕事は、会社が一番大変で混沌とした時に自分と同僚が1から作り上げて積み上げたものの 轍を踏んで、そのレールに沿ってやっている事。彼女が何もない状態から作り始めたもの ではない。今はただ、先輩の作ったレールを我が物のように歩き、マネをしているだけ。 だからこそ、傲慢にならずそれに気付いて自分が1から作り上げて欲しいと思う。 …何と言う負け犬の遠吠え(笑)。自分で上の文章を書き終えて感じた感想。笑えるわ。 傲慢なのは自分だよ!ホント…いやでも大変だったんだよなー結構。新たな業務ばかりで やり方も分からなくて四苦八苦した。その苦労を分かれ!というのではないし、先輩を 尊敬しろ!でも無い。彼女は彼女のやり方で、自分は自分のやり方で。どっちが正しい とか仕事が出来るとか、そんな比較するつもりはないし、ただちょっとだけ年上で 経験があって、何となく状況を客観視するお節介なお局の戯言…か。 と、まあ仕事は楽な方に進んでいるので、今年はガンガン合コンしようと思う。 もっとプライベートを充実させようと。家にいてばっかりじゃなくて、積極的に外に 出ようと思う。まあでも、基本は引き篭もりだから嫌になるだろうけどね。 というか、今月は3回ほど合コンやっている。恋人が欲しいわけでも結婚したいわけ でもなく、暇潰しになるし。暇だから時間潰せる男性が必要だなーと。それだけ。
これ、EPなんだが最近日本盤でアルバムもリリースされて、ラジオでもバンバン 流れている。去年、イギリスでめちゃくちゃ売れた新人アーティストらしい。 自分はThe A Teamという曲をラジオで聞いて、気になった。声が凄くいいし、メロディも綺麗。 アコースティックのゆっくりした曲なのに小気味よく聴こえるのは、歌詞で韻を踏みまくって いるからだと思う。そこが、こいつ(失礼だが)やりおるなーと思って面白かった。 単語の持つ音、響きも音楽として上手くメロディに乗せてて良いなと。 多分日本人好みだと思う。こぶしが利いている歌い方というか、その歌い回しが演歌歌手 っぽいというか…情感たっぷりで湿った感じ。でも大げさじゃなくて嫌な感じしない。 テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽 |
明けてすぐ去年の話2012-01-08 Sun 21:23
休み。昼過ぎまで寝て、洗濯してご飯作って食べる。何となく疲れている。
明日は成人式で祝日だが、自分は恙無く仕事である。 最近、暇で時間を潰すのが面倒な時にチャットをやっている。何となく古臭くなって しまったよな…。一対一で全く知らない匿名の人と文字を交わしていく。出会い系では ないので悪しからず。画面上で、無音の中で話す。これに何の意味もない。ただ時間を 潰している。こうして日記を書くより一方的で無いのが気に入っている。即レスがあるから。 それでも無機質なコミュニケーション。文字を重ねていくと何となく、みんな寂しいんだろうなと 勝手に思ってしまう。日常ではどうしようもない、行き場を失った言葉を、こんな空虚な空間 でしか放つ事のない寂しさが自分にとっては何だか慰めになったりする。自分も寂しいだけ。 探しているんだな、誰かを。共感してくれる、理解してくれる、慰めてくれる誰かを探して ネットや街をフラフラする。そんなもんは幻想だと分かっている。誰かといたって解決しない ことなど、もう分かっているのだがどうしようもないわ。 さてと音楽の事でも書くかー。毎年恒例の購入した中から個人的ベストディスクを。 と言っても去年は殆ど新譜を購入していない。去年発売して買ったのはLOSTAGEとM83、 TORO Y MOI、Joan of Arcぐらいか…凄い少ない!それ以外の旧譜はちまちま買ったけど。 で、この中から一枚だとすると…ない!LOSTAGEと言いたいところだが、これは個人的には ベストでは無いなーと。で、代わりに去年1番聴いて1番良かったのをベストディスクとする。 もう決まり! ・malegoat「to face the music」 2010年発売だけど、去年の1番にする。malegoatについては2008年の5月に日記に気になる バンドで書いてたけど、アルバムは今年に入って聴いた。もう、最高だね。震災直後から 年間通してずっと聴いてたわ。心に沁みるとか泣けるとか勇気をもらうとか、そんな励ます ような音楽じゃないんだが素朴で荒い感じと、あとはルーツが自分が好きな音楽と似ている からというか、真似してるという意味ではなく、音楽が好きなんだなーと聴いてて嬉しいし、 楽しかったアルバム。そんなの取っ払ってただ単純にカッコ良いんだけどね。 他の人が聴いたらただウルサイし下手なんて思うかもしれないけど、自分にとっては去年1年を 乗り切るために必要だった1枚。しんどい時こそ好きな音が聴けたら力になる、そうなった1枚。 今年は機会があったら是非ライブ見たいなと思う。 で、発売年関係無く去年の個人的ベストソング。一つ選べないから何曲か。 ・NAHT「或る狂騒」「Myself Broke Into Pieces」 この2曲が同率で1位!NAHTはホントカッコ良くて大好きだが、去年ぐらいこの2曲に救われた 年はないぐらいめちゃくちゃ聴いたし、たまに聴いて泣いたりしたり…笑 奮い立たせてくれるし、慰めになるし、この2曲を聴きながらたくさん歩いたし、色々な 光景を目にしたし、いわば震災を共にした曲か。 ・LOSTAGE「楽園」 ・Sleepytime Trio「All Ease(Live)」 ・The Chemical Brothers「Swoon」 ・M83「Midnight City」 ・Pinback「Penelope」 ・Rumah Sakit「Stomachache Due To The Sincere Belief That The Rest Of My Band Is Trying To Kill Me」 ・Christie Front Drive「Radio」「Fin」 ・Condor44「Good Bye 44th music」 以上!タイトル長いな…Rumah Sakit。COWPERSは当たり前のように毎日どれか1曲は 必ず聴くので入れなかった。 去年はホント大変な事も色々あって、新しい音楽を掘る事はあんまり出来なかったけど でもやっぱり音楽は毎日聴いてたなーと。それが1番、自分の気持ちを落ち着かせた。 有り難い事です。震度6強2回あっても1枚もCD壊れなかったし!これは凄いビックリした。 棚にギュウギュウ詰めにしておくことが耐震か、あとは高さのある棚は使わない。 今年はもう少し、知らない音楽を見つけて聴けたらいいなー。あとライブも色々行きたい。 オススメあれば、誰でも何でもいいので教えてください。片っ端から聴きますわ。 |
7つ集めて願いを叶えてもらおうか2012-01-05 Thu 21:25
あけましておめでとうございます。今年もグダグダ行きましょうか。
出来るだけ日記書きたいな。ホント全然更新しなくなったな。それは良い事なのか。 今年は人類滅亡説なんてあるが、そうなったらなったで良いかなと思う。 みんな無くなるならそれでいいかなと。自分が恐ろしいのは死ぬ事ではなく、残された人、 主に母親など家族の事を考えると死ぬのが怖くなる。でもみんないっせーのせって いなくなるなら、それはそれでいいんではないかと。あんまり思い残す事ないしな。 終末的な光景は去年目にしたな。現実感がなくて、ただボーッと眺めるだけ。そんなもん。 何だか年明け早々暗いな。もうこのまま、暗いまま新年一発目の日記を書こう。 最近また落ちている。たぶん先月母の事やら色々あって疲れたんだろうな。で、一段落して ポッと落ちた。自分の中にあるダメポケットに。 何もかも無意味に思う。他人がどうでもいい。誰とも話したくないし、誰とも繋がりたくない。 自分が何の価値もない人間で、生きていてもしょうがないように思える。己の小ささや 力や能力の無さ、そして外側の世界があまりにも広大過ぎて、自分には手に負えない、 生きていられない世界のように思えてくる。自己嫌悪、そしてまわりの環境や人、全てに嫌悪。 しばらく誰とも会わず、引き篭もっていたいのに、反面誰かに話を聞いて欲しい。 理解して欲しい。慰めて欲しいと思ってしまう。人がいないので、音楽や本から色々な言葉を 集めては、自分を慰める。そして兎に角何もせず寝ていたい。色々な思いがグチャグチャ。 あーしんどいなーと。何というか、新年なのにね。清々しさが無い。もう全て捨てて逃げたい。 「味がしない この世界も 上手に食べて しまいたいな」 「すべてはここにあって 何もかもがなかった」 結局はこの年になってもsyrup16gを聴いている。この年でこんな歌詞に共感したりするなんて 相変わらず成長していないなと思いながら、どうしようもない気持ちの置き場として心地良い。 そういえば、正月に読んだ小説にこんな一文があった。 「幸せなんてわけの分からないもの、要らない」 幸せなんて抽象的な言葉は甘美だ。何だか知らないが良い事に思える。けれどその幸せとは 一体何だろうなと。誰もが求めるその「幸せ」とは一体どんなもんなんだろうなと。 幸せだなーと思う事がある。休みの前夜の布団とか、美味しいもの食べるとか、カッコ良い 音楽に出会えたとか。でもそれは自分が思う事で他人にはそうでもなかったり。反対に 他人が幸せだと思う事が自分にとってそうでも無かったり。結局便利な言葉なんだと。 何だか分からないけど、いいもんなんだなと。小説の中でこの言葉を吐いた人は、上昇志向で 金持ちになりたいと強く願う。「金持ちになりたい」と思うが「幸せになりたい」と思わない。 とてもシンプルで力強い。求めるものが具体的で、そりゃ燃えるわなと思う。 標準的、一般的な「幸せになりたい」って、具体性の無い何だか分からないけど凄く良さそう なものを求めるから苦しいのかな。何なのか正体不明なのに、自分は持っていないような 気がして、欲しい欲しいと渇望するのだろうか。抽象的だから余計辛いのかな。 でも、この一文を見て無闇に「幸せになりたい」と思うのは止めようと思った。 こうなりたいという願望は具体的なほうがいいなと。この年にして目標や夢を持つ意味みたいな 事を言っているのだが…小学生か。目標は具体的に…今更こんな事書いてて恥ずかしいわ。 「幸せ」なんてマヤの人類滅亡説ぐらい胡散臭いなと思った新年。早く脱出しないとな。 この日記は推敲もしないで、思いのままざっと書いた。後で読んだら恥ずかしいが 後悔していない。兎に角バーッと発散したかった。それだけ。 音楽載せようとしたら、上手く貼り付けられない…新年早々…。M83を載せたかったが… 自戒いや次回で。代わりにこれ 昔聴いた時はそこまで良いと思わなかったが、久々に聴いたら凄い良かった。 ギターもメロディも歌詞も何だかイケそうでイケなそうな突き抜けない閉塞感があって どんよりしてるけど重くなくて、ああしんどいなという感じが良い。 |
総括は年明けに持ち越し2011-12-31 Sat 10:27
今年も終わり。色々あったけど、まあ総合的に判断すると本厄のくせして良かったなと。
これから実家に帰って家族と正月。こうして家族と正月を無事過ごせる事がありがたいと 本当に心から思う。今年の総括は年明けにでもやろうと思う。今年はあんまり音楽も 前半は新しいものを聴く気になれず、ライブも全然行っていないが。 自分の人生において、忘れがたい1年になったが、これもまた経験としてよい方向に 向かえばいいなと思う。来年はどんな年になるのか。去年の今頃、こんな事になろうとは 想像すらしていなかったので、未来と言うのは本当に一寸先も分からないものだと思う。 あの時に戻れたらという後悔ばかりの年にはしたくないなと。 自分が常に思っている、一瞬を、その時を、大事にしていきたいと思う。 では、良いお年を。 大掃除とゲームのしすぎて、手首が腱鞘炎になりそうだわ・・・。 |
猫と廃屋:Chemical Brothers2011-12-27 Tue 20:38
どんどん寒くなっている。自分が好きな季節になっている。雪も降って。夜降る雪は格別。
暗闇に舞う白い雪と手の先に痛くなるほどの寒さ。晴れた夜は星が凄く綺麗で嬉しい。 寒いけど空気がキンと澄んでいて、色んな事がスッキリするよう。 雪を見て、星を見て思い出すのはやっぱり震災の時の事。あの日、外に避難すると恐ろしい ぐらい雪が降っていた。この世の終わりのような、そんな絶望感が増したような光景だった。 震災当日に見た星は、今までで一番綺麗だった。停電して真っ暗で星と月明かりだけが怖い ぐらい綺麗で、明るかったな。あの日の事は忘れられない。震災当日の夜は1人で部屋に 居るのが怖くて近所の小学校で過ごした。小学校は明るくて簡易トイレや炊き出しもあって、 驚く程対応が早かった。近隣の人達も大勢いて、各々が不安な中で夜を明かした。 自分も1人、毛布に包まって体育座りで仮眠を取る。ラジオやワンセグから流れてくる情報。 実家の惨状を伝えていた。家族が心配で、何度も起きて喫煙所でタバコを吸って校庭の隅に 行って泣いてたな。みんな死んでいたらどうしようと不安で、怖くて、そして孤独だった。 安否が分かるまでは地獄のようだったな。兎に角必死だったし気を張っていたけど、本当は 凄く辛くて孤独だった。 何か暗い話になってしまった。かと言って最近面白い事や楽しい事も特に無く。 先週は母が入院と手術。上手くいって、クリスマスの日曜に無事退院して実家に戻る。 今月は母といる時間が多かった。入院前も間も病院に付き添い。退院後も今日まで実家で 様子を見ていた。昨日から姉家族が帰省したので、御役ご免。やっと一人になれた現在。 孫が来て嬉しい母、幸せそうな姉家族、自分もその家族の一員なのだが、すっかり嵌れない。 ここ1週間は病院と会社と家の往復。街は賑やかだし華やかでも自分は一人、関係がない。 それを孤独だとも寂しいとも思わなかった。ただ、病院で吸うタバコも家で吸うタバコも 会社で吸うタバコも大してウマいと感じなかった。ただ儀式的に習慣的に咥えていた。日常が 日常である事、何もかも恒常的である事の証のように。それが安心であると信じて。 祖母の家が取り壊されると決まり、実家に帰った際に写真を撮りに行った。廃屋となった 愛情の館には、子猫が2匹住み着いていた。丁度床の間に置いていた毛布を寝床にしていた。 近づくと驚いたのか2匹とも逃げていった。母に話すと「留守番してくれてるんだね〜」と 暢気に言ったので、缶詰を貰って祖母の家に戻った。床の間に鯖缶を置いて帰り、次の日に また様子を見に行った。子猫の姿は無いが、空き缶が2つ転がっていた。その日は猫用の餌を 置いてまた帰り、次の日にまた様子を見に行く。やっぱり空き缶。そんな事を繰り返した。 自分が幼い頃から何度と見た景色とは全く違う景色が映る。庭の樹木も塀も物置も 今は嘘のように瓦礫で埋もれている。自分が過ごしたこの家での時間。祖父と祖母の家。 それは確かにあって、不変的にあるものだと思っていた。 転がった空の缶を回収して、新しい缶を開ける。次の日もその次の日も。あの家に息づく 命があると信じて。
何となく、このアルバムに収録されている「Swoon」を聴いて、めちゃくちゃ良くて購入した。 有名過ぎて、アルバム持ってなくても知ってる曲が多いというのは、寧ろアルバム買わなくても いいんじゃない?と購買意欲が削がれる。これはそんな気持ちを払拭して購入を決めた。 それぐらいカッコ良かった。全体的に聴きやすくて、サラッと気持ち良く聴ける。ここ数年の ケミカルは不評だったようだが、これは最高傑作という方もいるよう。集大成とかね。 まあ、そんなん分からないが、知ってる程度なのにライブは食傷気味だわと斜めな態度な 自分も、これはスゴイ良いじゃないか!と驚いたので、ケミカルブラザースなんて・・・w という方も聴いて損は無いと思う。 |
橋を渡った向こう側の現実2011-12-03 Sat 23:13
もう12月。今年は色々あり過ぎてあっという間だった気がする。ホントに、一瞬。
目を瞑って、開けたらぐらい一瞬。一瞬にして何もなくなって、一瞬にして時が過ぎる。 過去にしたくても出来ない、冬。遠くの誰かや、近くの誰かでも、もう過ぎた事のように、 振返る事のように語られる震災は、自分にとっていまだにリアルで現在進行形である。 母の事もあって、最近は頻繁に実家に帰る。そのたびに町は変わっている。もちろん復興に 向けて進んでいる事もある。でも自分が目にしているのは、更地になって雑草が生えて、 ゴーストタウン化した近所の様子。建物が崩されて殆どが更地。こんなに視界が良かったか。 川の岸壁に打ち揚げられた、いまだに片付かない船が肉眼で見える嘘の様な光景。 自分の家から川なんて見えなかった。人が営む家々が見えるだけだったのにね。 建物が無くなった近所を歩いていると、絶望的になる。ここもあそこもみんな更地。 一体、何だったんだろう。自分が20年間過ごした町が、関わった人が、一瞬で消える。 私の思い出はどこに行ったんだろうか。歳月を掛けて積み上げられた生活、人生、一瞬で 無くなってしまう。自分達は、何か悪い事をしたのだろうかと思わずにいられない。 もうすぐ祖母の家が取り壊される。亡くなった祖父との思い出が沢山詰まった家。 祖父と祖母は本当に優しくて、いつでも私の味方で、遊びに行くといつもニコニコしながら 目を細めて愛しそうに私を見つめていた。大事な、大事な思い出が詰まった家。 それも跡形もなく壊される。祖父の位牌も大切にしていた大工道具も見つからなかった。 津波で息子と孫を亡くした母の友人はいまだに涙が枯れる事は無い。時折母のところに 来ては「自分はただ真面目に生きていただけなのに、何故このような仕打ちを受けるのか。 年老いた自分にまだ苦しめというのか」と自分を責めて泣いている。無念と無力と、無意味さ。 でも生きなければいけない。家族や家がなくなっても、思い出が消えてしまっても、残された 者は生きて、また一から作っていかなくては。昨日の足跡が無くなっても、また今日足跡を しっかり残せば、明日は語れる過去が出来る。過去と今と先と、その時間と生き残った意味、 そんな事を考えてばかりいる1年だったと思う。無常な世界、それでも生きる無力さと希望。 実家に帰ると、職場の人間関係や些細な悩みがどうでもよくなる。そんな自分が嫌になる。 比べてはいけないものを比べ、問題を有耶無耶にしようとしている自分。甘えている。 目の前の大きな困難と自分の中の下らない悩みを比べている。それは同列に並べて比べる ものではないのに。そうして逃げているのだ。しかしまあ、職場の人間関係なんて、本当に どうでもいいことなので、放っておく。何故男女の恋愛が挟むとさらに人間関係は面倒に なるのか。自分の後輩と後輩に恋した年下バイト君と年下バイト君とたまに一緒に帰る自分。 自分を含め絶対誰にも言わないでと年下バイト君に口止めする後輩と、連絡取り合って デートして告白したのに振られて口止め出来ずに自分に喋ってしまい、その事を口止めする 年下バイト君と、多分戸惑って悩んでいるであろう後輩に何も言えず、年下バイト君を たまに励ます口止めされている自分。後輩は自分が何か知っているかもしれないと疑心暗鬼 しているかもしれないし、もしかしたら一連のやり取りを知ってしまったかもしれない。 最近、後輩が少し自分に対してぎこちないというか、警戒して避けているように見える。 まあ見えるだけなので、自分の気のせいかもしれない。自分が後ろめたい気持ちがあるから そう思うのかもしれないし。何だか不自然なのは確かだが。自分が後輩をじっと見つめて 話をすると、関係ない仕事の話でも後輩の目に見透かされる恐怖心というか警戒と困惑、 責めるような色が見える、勘違いかもしれないが。まあどうでもいい。自分は当事者じゃない から放っておく。秘密なんて持たない方が良いね。面倒臭い。 |
誰でもない:Pinback2011-11-23 Wed 19:18
うかうかしていたら11月も20日が過ぎていた。今月は本当にバタバタしていた。
母の事、仕事の事、何故か年下男子の恋愛相談まで受けたりして。他人の相談なんて 聞いている余裕などないのにね。 母は元気にしている。手術をする病院を紹介されたので診察を受けた。とても良い医師で 説明も分かりやすい。手術は簡単なものでカテーテル入れてやるらしい。心臓焼くって…。 いくら9割方大丈夫と言われても心配だが母の前では大丈夫だと平気な振りをしている。 自分より母の方が不安だろうから。入院は12月でクリスマスに退院。退院後は帰省している 姉が面倒を見てくれるので安心だ。今回の事があって、正直実家に帰ろうかと思っている。 ただ、仕事を探さないといけない。被災地ど真ん中に満足な仕事があるだろうかと。 伯父と伯母の仕事を手伝えと言われるが、それだけは避けたいし。色々考える。今の仕事は 本当に安定していて、暮らしを支えるには物凄い恵まれている。やりがいとかそんなもんは ないけど、今の職場に居れば、生活に困る事はない。ただ、母を連れて来る訳にもいかず、 でも1人暮らしも心配…とまあ複雑。実家に帰るのは抵抗ない。自分を引き止めるものは 仕事以外何もない。仙台に残していく人もいないし、仕事さえあれば実家に戻ろうと思う。 後ろ髪惹かれるものが仕事以外無く、それも代えがあれば手放せる。自分はこの10年何を してきたのだろうと思う。1人で、仙台で、何をしてきたのだろう。ただ生活しているだけ。 叶えたい夢や希望も、恋しく思う人も、頼れる誰かもいない。ただ、必死にお金を稼いで 仕事をして生活を成り立たせているだけだった。面白い事も楽しい事も勿論あったけど 辛い事も悲しい事も山ほどあって、結局今、何も無い。手に入れたものは思い出だけで そんなもんを田舎に持ち帰って、これからどうしろと。過去の思い出に浸って生きるには 早過ぎる。でも仙台でやり残した事や離れがたい人なんてないし。でもまあ、もう少し 様子を見ようと思う。いつでも動けるなら、もう少し猶予を。母には申し訳ないが、もう少し 事がどう転ぶのか、静観しようと思う。動く時は嫌でも動かなければいけなくなろうだろう。 仕事も一段落して、年明けの業務報告も何とか。先日プレ発表があって、東北ブロックで プレゼンしてきたが、お褒めの言葉も頂いて軒並み好評だったのでホッとした。プレゼンは あり得ない位手が震えたなー。緊張すると手が震える。声に緊張は出ないけど、手はね。 本来人見知りで人前で何かするなんて持っての外。パッと入ったコンビニで、タバコの銘柄 言うのもちょっと緊張するぐらいだからね。向いていない仕事をしている訳だ。そんな風には 見えないようだけど。明るくて誰とでも楽しく話す人、そんなの作ってナンボだから。お金を 頂けるなら幾らでも営業スマイルしますって。 そんな感じで色々疲れたので、何か愚痴りたいなと思って、久々にデートに誘った。 前に働いていたバイト君。今は就職して立派になってビシッとスーツで登場!赤い水玉 ネクタイが似合っていない。2人でご飯食べながらグダグダ話す。話しながら、自分が 会いたかった人はこの人じゃないなと酷い事を思う。一緒に時間を過ごしたかったのは、 その相手じゃない。虚しい事してんなーと思いながら、相手に頭をポンポンと撫でられてる。 イラっとする自分が居た。手を振って別れて自己嫌悪。相手に対して失礼過ぎる。しかも 自分から誘っておいて。でもよくある事。誰と居ても居心地悪くて、どうしようもないなと思う。 誰かと過ごしたいのに、話したいのに、いざそうなるととても居心地悪い。異性でも同性でも、 好きじゃないとかそんなんじゃなくて、多分自分は相手の中に自分を見つける事も出来なくて、 自分の中に相手を存在させる事も許さない器の小さい最低な奴なんだろうなと。 だから一向に好きな人も出来ない。疲れたなーとボロアパートに帰って、コーヒー飲んで タバコ吸いながらダラダラネットしたり本を読んだりしたら、ホッとした。 1人の時間、1人の空間。だけどたまに寂しくて、でもここしか安心出来る居場所がない。 ライナスのブランケットみたいにいつまでたっても手放せない。
ゆったりして優しいけど退屈じゃなくて、ザックとロブの声がホントに凄い好きな音色。 1人で孤独ってそうでもない。寧ろ誰かに向き合っても閉塞感がある方が孤独だと。 |



